2025/10/30
分電盤詐欺って知ってますか?

こんにちは
井尻ハウビング広報担当です
近年、分電盤やブレーカーの点検を口実にした悪質な詐欺的な訪問販売が急増しているのをご存知でしょうか。
国民生活センター等に多くの相談が寄せられています。
特に、これまでは屋根の点検商法を行っていた事業者が、この手口に転戦してきているとの情報もあり、注意が必要です。
「今すぐ交換しないと火事になる」と不安を煽る手口
この詐欺的な手口は、主に以下のような流れで行われます。
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突然の電話や訪問
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業者から突然、「分電盤やブレーカーの点検をしたい」と電話がかかってきたり、訪問を受けたりします。
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中には、電力会社やその委託会社を名乗り、消費者に信用させて点検を持ち掛けるケースもあります。
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不安を煽る強引なセールス
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点検後、「このままでは漏電して火事になる」「すぐに交換が必要だ」などと、消費者の不安を強く煽るような説明をします。
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その場で高額な分電盤の交換契約を迫り、すぐに工事を始めようとします。
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実際には、分電盤やブレーカーは耐用年数が長いものが多く、すぐに交換が必要なケースは稀です。
悪質な業者は、点検結果を偽ったり、わずかな異常を大げさに伝えたりして、高額な契約を結ばせようとします。
行政機関を騙るケースにも注意
最近は、国の施策に便乗した新たな手口も現れています。
国がやっているリフォーム補助金がありますが、これに伴い、「建築物省エネ法の改正により省エネのリフォームが必要です」などと、
省エネを口実にした悪質な訪問販売が増える可能性も指摘されています(京都市情報館より)。
正規の電力会社や行政機関、その関係者が、突然の訪問や電話で分電盤やブレーカーの即時交換を迫るようなことは、基本的にありません。
詐欺被害から身を守るための3つの鉄則
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「契約しない・家に上げない」を徹底する
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突然の訪問者や電話での勧誘には、まず毅然とした態度で断り、安易に家の中に入れないようにしましょう。
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即決は絶対に避ける
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「今すぐでないと危険」などと煽られても、その場での契約は避け、
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「家族に相談する」「他の業者にも見積もりを取る」と伝え、考える時間を確保しましょう。
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少しでも不審に感じたら相談窓口へ
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少しでも不審な点があれば、お住まいの地域の消費生活センター、または警察に相談しましょう。
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分電盤は家の安全を守る重要な設備ですが、その重要性を逆手にとった悪質な商法に騙されないよう、日頃から警戒を怠らないことが大切です。
もし、お家のことでご不安なことがあればお気軽に井尻ハウビングにご相談ください。























